本門仏立宗綱要/昭和43年/その史観に於て熟?の諸宗門に類を絶する下種益の宗義相承に関する師資の辺を特に明確にせんとする意図がある

商品説明
本門仏立宗綱要/本書はその史観に於て熟?の諸宗門に類を絶する下種益の宗義相承に関する師資の辺を特に明確にせんとする意図がある

昭和43年 576P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。

本門仏立宗は本門法華経上行要付の教説に基く本因妙下種益の宗旨であって、響に出版せられた六部 三抄を中心に祖意の要諦を開導聖人の御指南に従って拝承するところのものであります。今その宗義の手引として本宗綱要の出版を見るに至りましたことは、為法慶びに堪えないところであります。

由来、本宗は第三下種の教相たる教弥実位弥下報身如来所立の宗義に拠る三世益物一仏二名従果向因上行体具人界示同の尊形たる高祖日蓮大士の信仰を生命とするものであります。

此の意趣は、本尊抄等に顕示せられた本門八品所顕、本地一経三段、末法人界下種名字即身成仏たる本門流通の法門で、その妙益は実に尽未来際に及び、人間開顕即ち全人類をして無限に向上進歩せしめ
人界に仏界を現ずる理想的人間像形成の宗教であります。また国土開顕即ち此の娑婆世界を常寂光土とする理想国土、真の世界平和を樹立する宗教であります。 故に本書は、その史観に於て熟?の諸宗門に類を絶する下種益の宗義相承に関する師資の辺を特に明
確にせんとする意図があるのであります。

またその観門たる修行門に於ても、宗義開明の用意と共に、如?抄 誰か経文の如く行じ給ふ。の依経立行を厳守して、甘くも私意をさしはさむことなく下種益の観心に徹し、取要抄,日蓮は広略を捨て、肝要を好む、の易修要行の宗旨、本尊抄,一念三千を識らざる者に仏大慈悲を起して云々」等と述べられた仏出世の本懐、口唱折伏の信行観心を流通せんとするものであります。


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